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~ 迷える学生たち ~

もはや毎週末恒例となったSherman Collegeへ行って来た。

Mitziの所へ挨拶がてら顔を出したら、案の上と言うかカイロプラクティックの話しで盛り上がり、結局3時間近く話し込んだ(笑)彼女と話したトピックの中でも、

「何故学生は、"楽な手段"や"道"を選びたがるのか?」と言う話しが個人的にとても考えさせられた。

彼女は学生たちがSherman独自のシステム(メジャーとマイナーを考慮した脊椎サブラクセーションへのフォーカス。サブラクセーションパターン分析。メジャーサブラクセーション(上部頸椎領域)へのニーチェスト及びサイドポスチャーを使ったターグルリコイルアプローチ。)を学んでいるにも関わらず、フルスパインテクニックや筋骨格系の分析方法に走りたがる傾向にあると嘆いていた。

そうなった要因として、

・CCEの圧力やナショナルボード(国家試験)絡みのカリキュラム編成(西洋医学教育の充実)。それが学生たちのカイロプラクティックの独自性を学び、考えると言う貴重な時間を奪い、基盤となるカイロプラクティック的思考と、授業から得る膨大かつ余計な西洋医学的知識の狭間で教育の矛盾を生み、"脊椎サブラクセーション"という彼らが本来フォーカスすべき目標を曇らせ迷わせる。

・学生達のニーズに応える様に、多彩なテクニッククラスやクラブの増加が起きている。それによってわざわざ習得が最も難しいとされるターグルリコイルを選択する理由が見つからなくなる。

・講師陣も含め、Shermanシステム実践者(特にニーチェストスタイル)がどんどん少なくなっている。そうなると学生が"熟成されたShermanシステム"を体感出来る機会も減少し、自身がそれを実践している将来像を抱くのが難しくなる。

などが考えられる。

事実Shermanシステムはナショナルボードとの折り合いが悪く、学生を混乱させると言う理由で今はその教本自体が絶版になり、もっと浅く広くテクニックを網羅した教本が採用されているそうだ。思わず「そんな理由で絶版にするな!!」と、折角その情報を教えてくれた本屋で働く学生に怒りそうになってしまうほどショックだった。だが逆に考えると、"純粋なカイロプラクティックシステム"だからこそ、ナショナルボートと"合わない"とも取れる(爆)

Mitziが「当然Shermanシステムは無くなったりしないわ。今は"改訂中"なのよ。」と言ってたのでいずれまた不死鳥の如く復活するだろう。

とは言え、"カイロプラクティックの独自性を如何に限られた環境と時間の中で学生に伝えられるか。" Mitziを通じて講師陣の苦悩が垣間見られた日だった。




「Art is an expression of philosophy, and the greatest art is the art of living.」

 By Thomas A. Gelardi D.C.






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Comment

No title
本当にMitziはアメリカにおけるカイロプラクティックの環境に適応しようと必死に戦っている、数少ない戦士ですよね!

しかし、良い時間を過ごしてますね〜
その勢いで突っ走って下さい!
  • 2013-03-05│01:19 |
  • takafumi Shiga URL│
  • [edit]
Re:
Taka>

そうですね、正に戦士。
以前彼女が教えるターグルクラスのテストで、学生達の3分の2以上をバッサリ落としたそうですから(爆)何とも熱いD.C.です!

これからも突っ走りますよ!!
  • 2013-03-05│09:03 |
  • ISOBE HIROFUMI URL│
  • [edit]

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プロフィール

磯部 博文(ISOBE HIROFUMI)

Author:磯部 博文(ISOBE HIROFUMI)
米国のSherman College of Chiropracticへの進学を目指し、プレカイロ課程を履修中。

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